告知が遅くなってしまいましたが、企画担当した展覧会が昨日よりスタートしました。良い出展作品に恵まれ、かなり見応えのある展示になったと思います。11月3日まで開催しておりますので是非ご高覧ください!
Apologies for the late notice, but the exhibition I curated has started as of yesterday. We are fortunate to have outstanding works on display, and I believe it has turned into quite an impressive exhibition. It will be open until November 3, so I hope you can take the time to visit.
概要
会期: 2024年10月23日(水) – 11月3日(日)
会場: 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA /Kanazawa 21st Century Museum, Citizen’s Gallery A
主催: 漆表現の現在実行委員会
助成: 公益財団法人 渋谷学術文化スポーツ振興財団、公益財団法人 野村財団
後援: 北國新聞社
観覧料: 無料
企画担当: 金保洋 (金沢美術工芸大学 技術専門員)
企画協力: 田中信行(金沢美術工芸大学教授)、渋谷拓 (金沢美術工芸大学教授)
出品作家: ⻘⽊千絵、市川陽⼦、鵜飼康平、遠藤茜、太⽥翔平、岡知代、⾦保洋、齋藤みどり、⽩⼦勝之、白濵真理⼦、五⽉⼥晴佳、染⾕聡、中村有希、野⼝健、松浦悠⼦、村⽥佳彦、百瀬玲亜、森⽥志宝、⼭森菜々恵、楊立山、横内みえ (50音順)
特別出品:⽥中信⾏
合計22名。
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「漆表現の現在」は、漆造形作家・⽥中信⾏⽒の企画協⼒のもと、⽇本橋⾼島屋美術画廊Xにて 2018 年より過去 3 度に渡り開催された展覧会です。従来の伝統的な漆芸表現に留まらない独⾃な表現を⾏なっている作家を選定し、現代的な漆表現に着⽬する内容でした。本展覧会は「漆表現の現在」を統括する展覧会として、これまでの出品作家に新たに選出した作家を加えることで、漆表現の多様性の拡充と深化を図り開催いたします。
1990年代以降には美術系大学を中心とした漆の新しい表現を模索する動きが活発化します。それは従来の漆芸の価値観に囚われず、漆を扱うということの根源的な意味を問い直すものでした。この根本的な問い直しは、現在を生きる各作家の問題意識と結びつき、様々な表現として現在に立ち現れています。
本展覧会では合計22名の出品者を「境界/私・社会」「自然/漆・他律」「自然/漆・自律」「日常/風景・ユーモア」の4つのセクションに分けてご紹介します。工芸の展覧会で着⽬されることの多い技術や技法の側⾯からだけではなく、表現内容やその表現にいたるプロセス、作者と漆との関係性そのものに着⽬します。漆を通して作家は何をみつめているのか、その個々のまなざしを共有することで漆表現の新たな可能性を見出すきっかけとなれば幸いです。
最後になりましたが、開催にあたり、本展の趣旨にご賛同いただきご出展いただいた皆様、ご助成を賜りました公益財団法人澁谷学術文化スポーツ振興財団と公益財団法人野村財団、ならびにご協力を賜りました関係者の皆さんに厚く御礼を申し上げます。
漆表現の現在実行委員会
代表 金保 洋


